ヘタウマ代表「AC部」が手掛ける18歳選挙権プロモーション「TOHYO都」

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tohyoto(画像は「TOHYO都」公式ホームページより)

何かと話題の尽きない東京都ですが、AC部とタッグを組んで、とてつもなくシュールな「18歳選挙権プロモーション」を展開しています。

その様子を「ウマヘタ」をキーワードに据えてご紹介いたします。

 

 

TOHYO都とは

2016年の夏から施行される「18歳選挙権」を盛り上げるために「TOHYO都プロモーション動画」が、5月22日に YouTube にて公開されました。

なんと、動画を手掛けているのは、デザイングループ・AC部です。

動画をご覧いただければお分かりいただけますが、東京都の英断には、ネットでも驚きと賞賛の声が上がっています。

人気モデルカップル「ぺこ さん」と「りゅうちぇる さん」を起用。架空都市「TOHYO(トウヒョウ)都」の住人となった2人が、「18歳選挙権」を紹介しています。

まずは、動画をご覧ください。

18歳選挙権 動画広告 TOHYO都編

なんと東京都非公認キャラクター「東京都くん」まで登場しますね。

tokyotokun

東京都選挙管理委員会事務局による、この動画のタイトルは、「18歳選挙権 動画広告 TOHYO 都編」です。~編とありますから、はやくも続編に期待です。

 

AC部とは

AC部は、多摩美術大学出身の「安達亨さん」「板倉俊介さん」「安藤真さん」からなるテレビ番組やコマーシャル、ミュージッククリップなどの制作集団です。

1999年「ユーロボーイズ」でデビュー。2014年には「高速紙芝居」で第18回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品を受賞しています。

文化庁のお墨付きということで、東京都からも信頼を得ているのではないでしょうか?

 

AC部の凄さ

AC部は、一部のファンに絶大なる人気を誇っているデザイン集団です。クセになる風味のアーティスティックな動画を量産しています。

AC部に関して、よく使われる修飾語は、

  • サイケデリックな
  • シュールな
  • 破天荒な
  • スルメのような
  • ヘタウマな
  • 中毒性のある
  • 狂気じみた

……など強烈な単語ばかりです(笑)それだけでもちょっと気になり、いろいろ観たくなりますよね。

AC部は、NHK や SEIYU など大手との仕事も沢山こなしています。

AC部 – 高速紙芝居「安全運転のしおり」

AC部 – 西友のCM

 

ヘタウマって?

下手なのに上手い! なんかバランス狂っているけど味がある! そんな作品やアートを「ヘタウマ」って呼んでいますよね。

今、ヘタウマは作家に対するリスペクトの言葉と僕は理解しています。このAC部さんもまさにヘタウマですね。

いわゆる「ヘタウマ」が話題になったのは、1980年頃。イラストレーター湯村輝彦さんや渡辺和博さんらが一世を風靡しましたね。

・左:湯村輝彦さん 右:渡辺和博さん

bikkurihouse

今や、YouTube 時代ですから、映像作品でもヘタウマなものがいろいろ楽しめる状況になっています。

そんな中から、AC部以外で選りすぐりのヘタウマ作品をいくつかご紹介しましょう。

孤高の映像作家、伊勢田勝行さんの自主制作アニメ「浅瀬でランデブー」のトレーラー(予告編)です。

伊勢田勝行 – 浅瀬でランデブー

同じく伊勢田さんで、三戸なつめさんの 「前髪切りすぎた 学園篇」のPVです。この曲の作詞作曲、プロデュースは中田ヤスタカさん。

三戸なつめ – 前髪切りすぎた(学園編)

鬼才アニメーター坂本渉太さんの BOGULTA「メッ政治」です。

BOGULTA – メッ政治

本日の主役AC部さんとORANGE RANGEとのコラボレーション!「SUSHI食べたい feat. ソイソース」です。

ORANGE RANGE – SUSHI食べたい feat. ソイソース

これらのヘタウマ作品群は、当然、好き嫌いがハッキリしていると想います。くさやの干物と同じで、人によっては NG かもしれませんね(汗)

でも、一つ一つじっくり見ていくと、作者の作品に対する愛情や情熱に気づくはずです。人を喜ばせるために本気でふざける! それもまた芸術です。

 

まとめ

心に染みるヘタウマ作品。それは、もの凄い努力や制作エネルギーがあっての結果だ!

ですね。

野口 義修

投稿者プロフィール

音楽プロデューサー。
ベストセラーの『作曲本』(シンコー刊)や『楽しく学べる作詞作曲』(ナツメ社)の著者。
あみんの「待つわ」、雅夢の「愛はかげろう」、アラジンの「完全無欠のロックンローラー」、 伊藤敏博の「さよなら模様」......など多くの才能やヒット曲を世に送り出す。ヤマハ音楽院、昭和音大で作曲などの講師を歴任。

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野口 義修

音楽プロデューサー。

ベストセラーの『作曲本』(シンコー刊)や『楽しく学べる作詞作曲』(ナツメ社)の著者。

あみんの「待つわ」、雅夢の「愛はかげろう」、アラジンの「完全無欠のロックンローラー」、 伊藤敏博の「さよなら模様」......など多くの才能やヒット曲を世に送り出す。

ヤマハ音楽院、昭和音大で作曲などの講師を歴任。

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