グラミー賞最優秀楽曲に学ぶ作詞作曲

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grammy

アメリカのレコード大賞とも言える「グラミー賞」毎年、約80ものジャンルに分けて、素晴らしい楽曲やアルバム、アーティストなどが表彰されます。

グラミー賞は、売り上げのみで決めるのではなく、音楽の専門家たちが、詞曲歌唱サウンドなど様々なポイントで、受賞作品を決めているという点も見逃せません。

特定の放送局や団体の影響を受けることのないシステムで選ばれている分、今の洋楽シーンの動向がよく見える賞といえるでしょう。

一緒にグラミー賞の世界をチェックしていきましょう。

WooM(ウーム)!!!!!

 

グラミー賞主要4部門とは

音楽関係者や一般音楽ファンが、もっとも注目しているのが下記の主要4部門です。

  • 最優秀レコード賞……Record Of The Year
  • 最優秀アルバム賞……Album Of The Year
  • 最優秀楽曲賞……Song Of The Year
  • 最優秀新人賞……Best New Artist

その中で、もっとも注目したいのが「最優秀楽曲賞」です。これは、年間もっとも素晴らしい楽曲の、作詞者、作曲者に贈られる賞なのです!

ちなみに2016年2月発表の「最優秀楽曲賞」は、

Uptown Funk – マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズ

でしたね。

2015年4月には、全米シングルチャート1位を14週連続で記録し、歴代2位の記録を樹立するなど、売り上げ面も大健闘した楽曲です。

 

「グラミー賞」から何を学ぶのか?

作詞作曲を志す皆さんは、毎年のグラミー賞(特に、最優秀楽曲賞)から何を学ぶべきでしょうか?

たとえば、2016年の最優秀楽曲賞「Uptown Funk」からは、

アメリカのロックやポップスシーンが、原点に戻りつつある

ということが感じられます。

PVを見れば、この作品がサウンド的にも、映像的にも、70年代から80年代のアメリカ南部のファンキーな感じをベースにしていることが分かりますね。

マーク・ロンソン – Uptown Funk ft. Bruno Mars

2014年のグラミーでは「最優秀レコード賞」と「最優秀アルバム賞」を同時受賞した「ダフト・パンク」も、70年代ダンスミュージックの神=ナイル・ロジャースを Featuring して、ディスコミュージックへの回帰を明確なコンセプトとしていました。

ナイルは、シックというバンドで「フリークアウト」を大ヒットさせ、1970年代後半のディスコ・ブームを牽引したアーティスト。

弱気な態度でなく思い切って、過去のサウンドや流行を大胆に取り込む ことで、ビッグヒットが狙える(かも)というアイディアは、今後の創作ヒントになるでしょう。

グラミー賞授賞式でのライブは、ナイル・ロジャースやスティービー・ワンダーという大御所も登場!

ボーカルは「HAPPY」のファレル・ウィリアムス。

Get Lucky – 2014年グラミー賞 Live

 

作詞家だって学べる Uptown Funk

アップ・タウン・ファンク

この母音と子音の並びの心地よさ!韻を踏んだリズム感!ヒット曲には、ヒットするタイトルが付いていますね。

具体的には、

  • 「あ」母音が三つ並んだリズム「あ」「た」「ふぁ」
  • 「あ」母音の明るさ、大きさ!
  • 「う」母音が三つ連なるリズム感「ぷ」「う」「く」
  • 頭に登場した促音(っ)の弾んだ感じ
  • 「プ」という破裂音、半濁音のポップ感と心地よさ
  • 「ン」音が連なる韻の面白さ。リズム感
  • 最後「ク」音という破裂音でおわる切れ味
  • 濁音のないクリーンなイメージ

作詞作曲の観点から、注意深くタイトルを観察してみてください。

 

まとめ

グラミー賞の最優秀作品は、名曲の宝庫です。

過去にさかのぼって優秀曲を聴き、ヒントをいっぱい貰いましょう。

ウームソング・ドット・クラブ部長の野口から作詞や作曲を学びたい、一緒に楽曲制作をしたいという方は、こちらから気軽にご相談ください!

 

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野口 義修

投稿者プロフィール

音楽プロデューサー。
ベストセラーの『作曲本』(シンコー刊)や『楽しく学べる作詞作曲』(ナツメ社)の著者。
あみんの「待つわ」、雅夢の「愛はかげろう」、アラジンの「完全無欠のロックンローラー」、 伊藤敏博の「さよなら模様」......など多くの才能やヒット曲を世に送り出す。ヤマハ音楽院、昭和音大で作曲などの講師を歴任。

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野口 義修

音楽プロデューサー。

ベストセラーの『作曲本』(シンコー刊)や『楽しく学べる作詞作曲』(ナツメ社)の著者。

あみんの「待つわ」、雅夢の「愛はかげろう」、アラジンの「完全無欠のロックンローラー」、 伊藤敏博の「さよなら模様」......など多くの才能やヒット曲を世に送り出す。

ヤマハ音楽院、昭和音大で作曲などの講師を歴任。

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