ネーミングの重要性 公募ガイド社の旧サイト・ネーム「あしたね」に込めた意味

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このコラムでは、作詞家や作曲家、もちろんすべてのアーティストに必要な発想力の磨き方を解説します。今回は、野口のネーミングした公募ガイド社の、旧サイト・ネーム『あしたね』を紹介いたします。

『あしたね』に込めた熱い想い。

WooM(ウーム)!!!!!

 

『あしたね』の想い出

『あしたね』は、野口がWEBマスターを務めていた公募ガイド社のサイト・ネームでした。そのサイトは、役割を終えて終了しました。現在は、とある大きなサイトが『あしたね』を大切に使っていただいていると聞いています。

公募ガイド社は、日本一の公募情報の老舗会社です。月間公募ガイド誌は、創刊30年を誇る公募情報誌です。僕も、随分長い間、連載を担当させていただきました。

たとえば、『夢実現歌づくりセミナー』とか……とても懐かしいです。また、同社の携帯コンテンツで『琴線律(きんせんりつ)』なんて短詩の投稿コーナーも10年ほど続けました……これも、懐かしいです。

 

『あしたね』に込めた熱い想い

ashitane

当時のロゴとは違いますが、今回、「あしたね」を可愛いフォントと色でデザインしてみました。

さて、なぜ野口は『あしたね』……というネーミングにしたのでしょうか?

ネーミングを考えるには、まず、名前を付ける対象物を十分に理解する必要がありますよね。ここで言う対象物とは、公募ガイド社の(旧)サイトです。

当然、公募情報のサイトですから……アート系をはじめ、さまざまな公募に応募する人たちが集まります。それこそ老若男女です!

そこで野口は、公募に応募される方は、どんな方が多いのか、どういう夢をお持ちなのかを考えました。

  • 公募で受賞したい
  • プロになりたい
  • 人生の記念の作品を残したい、名を残したい
  • 成功して、いい暮らしを送りたい
  • 同じ夢を持った仲間と出会いたい

……これって、創作に関わる人なら、どれかは必ず当てはまる夢ですよね。

こういった夢を持つ、アーティストたちのために、彼らの夢にジャスト・フィットする名前を考えました。それが……

ashitane

です。

 

『あしたね』に込めたさまざまな意味

この「あしたね」という言葉の中に、野口はさまざまな意味を込めました。皆さんは、いくつお気づきでしょうか?

 

明日ね!

そう、また明日ね! という挨拶の言葉です。また明日会おうという約束の言葉でもあります。今日限りでなく、明日も会えることが約束された関係は、それは「暖かい人と人のつながり」を表しますね。暖かい人と人が集うサイト! そんな意味で「あしたね」を考えました。

 

明日の種子(タネ)の略!

この「明日の種子(あしたのたね)」からは、明日=未来の芽が出るのです。

「明日の種子」をいっぱい蒔いて、水をいっぱいあげれば……きっと、美しい明日という芽が出ます。

明日「未来の可能性」という意味でもあるし、ある人には「夢の実現」という意味でもあるし、「プロになる」という意味でもありますね。

ただし、この「明日の種子」は、かんたんには芽が出ませんよ。努力して、研究して、継続して、挫折だって経験して……やっと芽がでるのです。だから、明日を信じ、夢をもって頑張る人が集まるサイトといういみで「あしたね」と名付けました。

さて、ここまでは、皆さんも、お気づきだと想います。実はもう一つ意味があります。

 

あした は あたし の シアタ!

野口は、「あした」という言葉に着目しました。

みなさんは「アナグラム」という言葉あそびをご存じですか? 言葉を並べ替えて、新しい意味を作るゲームです。

「あなぐらむ → グアム・奈良」とか有名ですね。

また、英語でも盛んで「Statue of Liberty → Built to Stay Free」。

なんと、「自由の女神」を並べ替えると「自由でいるために建てる」になります。考えた人、天才ですね。

 そこで、野口は「あした」から「あたし=私の意味」「シアタ(劇場)」を考えたのです。

「あしたは あたしの シアタ」とは、明日こそ、私は劇場でスポットを浴びているわ!

明日こそ、私の劇場なの! そんな意味を持たせました。

もちろん、劇場は成功を意味する比喩ですから、人によって曲の採用かもしれないし、本の出版が決まることかもしれません。だから、みんなの成功を祈り、祝福するサイトという意味で「あしたね」と名付けたのです。

 想いを込めて考えた名前だから、人にその想いが伝わるのですね。それこそ、ネーミングですね。

 

ネーミングは面白い!……けれど

名前を付けるのは、とても面白いです! 歌詞のタイトルなんかもネーミングですよね。言葉遊びとしても楽しめます。

……けれど、仕事となると、それは、それは大変だそうです。野口の大先輩に、ネーミングの大家、岩永嘉弘先生がいらっしゃいます。先生からは、ネーミングについていろいろ教えていただきました。学べば学ぶほど、奥が深いのがネーミングです。

名前で、売れたり売れなかったり……。その責任が、結構、「名前(それを創った人)」に来てしまうこともあります。

幸い「あしたね」は、非常に多くの人から愛され、かわいがられました! 名前のおかげと感じています。

新天地でも、愛されていると信じています。末永く生き続けると良いと想います。

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http://roxcompany.jp/index.html
岩永嘉弘先生の会社「ROX COMPANY」です。

 

ウームソング・ドット・クラブにも深~い意味が

実は、当サイト「ウームソング・ドット・クラブ」のネーミングも、愛、知恵、ユーモア……ありったけを込めて考えました。

近日、別コラムにてその意味をご紹介いたします。皆さんも、考えて見てくださいね。

woom_logo

 

まとめ

ネーミングって楽しいです。深く考えれば考えるほど!

身の回りのものの商品名やサービス名など、その意味を深く探ってみてはどうしょう?

新しい発見があると想います。

よかったら、コメント欄にメッセージをいただけると嬉しいです!

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野口 義修

投稿者プロフィール

音楽プロデューサー。
ベストセラーの『作曲本』(シンコー刊)や『楽しく学べる作詞作曲』(ナツメ社)の著者。
あみんの「待つわ」、雅夢の「愛はかげろう」、アラジンの「完全無欠のロックンローラー」、 伊藤敏博の「さよなら模様」......など多くの才能やヒット曲を世に送り出す。ヤマハ音楽院、昭和音大で作曲などの講師を歴任。

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野口 義修

音楽プロデューサー。

ベストセラーの『作曲本』(シンコー刊)や『楽しく学べる作詞作曲』(ナツメ社)の著者。

あみんの「待つわ」、雅夢の「愛はかげろう」、アラジンの「完全無欠のロックンローラー」、 伊藤敏博の「さよなら模様」......など多くの才能やヒット曲を世に送り出す。

ヤマハ音楽院、昭和音大で作曲などの講師を歴任。

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